1800年初頭、ヴァイスビールの父といわれるゲオルク・シュナイダーが国営醸造所から独立し、自らの醸造所を立ち上げ、真にすぐれたヴァイスビール作りに専念して完成されたのが、このシュナイダーヴァイセです。
それ以降、代々とその技術は受け継がれて現在はシュナイダー6世に至ります。

もともとはミュンヘン市内に醸造所・直営ビアハウスがありましたが、現在醸造所はレーゲンズブルグとの中間に位置するケルハイムに移されています。

商品特性としては、焙煎した麦芽を使用しているため、琥珀色がかったビールは独特のスパイシーな風味を醸し出し、瓶内の酵母で2次発酵した本体はコクがありながら、ヴァイスビール独特の清涼感いっぱいの風味で根強いファンをもち、世界的なファン倶楽部もあります。

「アヴェンティヌス」はクリーミーな細かい泡立ちと濃いルビー色のドッペルボックタイプのヴァイスビールでアルコール度数は8度と高く、香ばしいローストしたような麦の香りがして、ほのかな甘味と酸味のバランスがよく、飲み応えのある豊かで重厚な味わい。

「アヴェンティヌス」とはババリア地方に住む人々の事を初めて記載した歴史家ヨネス・アヴェンティヌス氏からとられています。