ベルギーの老舗ビールメーカーのボステール醸造所がフランスのシャンパーニュ製法で造る、グラスに注ぐとスパークリングワインと見違える程の麦汁で造るベルギービールです。

このビールは通常の麦汁で造られ醗酵前までの段階をベルギーで仕込み、それからそのビールをフランスに持ち込みシャンパーニュ地方伝統のシャンパーニュ製法を用いて醸造して、またベルギーへと持ち帰ってきます。

とても手の込んだ珍しいベルギービールでグラスに注いだ見た目はシャンパンのような細かな泡立ちで炭酸ガスも強く、見た目からは想像がつかない、葡萄ではないホップの独特の香りがあり、味わいも葡萄でないモルトの味わいがする、とても繊細な素晴らしい出来栄えのベルギービールです。

<シャンパーニュ製法>
瓶内2次発酵は糖分と酵母が反応して二次発酵が生じて瓶内で炭酸ガスが生成され、澱と共に寝かせることでワインに旨味と複雑性をもたらす
そして、澱を瓶口へ寄せるために専用器具でボトルを逆さに倒立させ、5〜6週間にわたって毎日瓶を少しづつ回転させ完全に瓶口に澱を集める
「デゴルジュマン」と言われます瓶口をマイナス20度で冷凍させ栓を抜いて凍った澱を取り除く作業を行い、酵母がワインの糖分を分解しきっているため「ドザージュ」と言われますリキュール(シャンパーニュの原酒となったワインに糖分を加えたもの)を添加し、味わいを調整して再度コルクを打ち直し、針金で固定する。